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視覚の認知生態学
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種生物学シリーズ
生物たちが見る世界

詳細内容

種生物学会 編  牧野崇司・安元暁子 責任編集 / A5 / 240ページ
ISBN 978-4-8299-6204-6  2014年11月27日発売
定価4,180円(本体3,800円+10%税)
花粉を運ぶ昆虫は、人の目にはただ白いだけの花びらの上に、蜜への道標が見えている!
私たち人間とは異なる視覚を持った生きものたちに、世界はどのように見えているのだろう。そして、彼らはなぜそんな視覚を獲得したのだろう? 神経生理学から行動実験まで、さまざまな手法を駆使して探る。

内容確認

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目次
はじめに: 生き物の見ている世界を覗いてみよう!
第1章 視覚の基礎知識:ヒトの眼を例として………牧野 崇司・蟻川 謙太郎
第2章 複眼の構造:工夫をこらした仕組みの妙……… 若桑 基博
コラム1 行動から探るチョウの色覚……木下 充代
第3章 ハナバチに見えている(あなたの知らない)花の世界…… 牧野 崇司・横山 潤
第4章 色を操る悪魔の子─托卵鳥ジュウイチの雛:―鳥類における色を用いたコミュニケーションと、寄生者による搾取―…… 田中 啓太
コラム2 視覚モデル:色の数学的再構築……田中 啓太
第5章 サルの果物さがし:2色型と3色型の比較から迫る色覚の適応的意義……平松 千尋
第6章 環境が生み出す新しい種:光環境への適応がもたらすシクリッドの種分化……寺井 洋平
コラム3 花色の変異からはじまる植物の種分化?……安元 暁子・新田 梢・牧野 崇司
コラム4 視覚世界の時間変化…… 針山 孝彦
第7章 迷わぬ森のカメムシ:キャノピー定位による視覚ナビゲーション………弘中 満太郎
コラム5 偏光を感じる生き物たち…… 針山 孝彦
付 録 見えない世界を見るために:紫外線写真の撮影法……粕谷 英一
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